幼児期の子供がいくら吸収力があり、成長力が著しいと言いましても やはり子供の理解力には限界がありますし、とくにコミュニケーション においては、単語や文法などが壁として立ちはだかることが少なくあり ません。
そこで、重要になってくるのが非言語コミュニケーションです。
身振り、手振りはもちろん、視線、口調、動作など実に様々な方法で コミュニケーションを行う非言語コミュニケーションは、実は幼児に 限らず大人同士のコミュニケーションにおいても非常に重要なツールで あり、この時期に幼児が言語コミュニケーションと非言語コミュニケー ションを通じコミュニケーション能力を上げることは大変貴重であると 考えられます。
では、そうした言語コミュニケーションと非言語コミュニケーションを 使ったコミュニケーションを効果的に行うのに大事なことは何でしょうか?
これは単純に反復と継続であると考えられます。
つまり、そうしたコミュニケーションを様々なケースやパターンで繰り返し、 続けることしかありません。
お母さんとお父さんしかいない核家族よりも、おじいちゃんやおばあちゃん もいる人数の多い家族の方で育つ幼児の方が早くしゃべるようになったり、 コミュニケーションが上手であるという声があるのも、反復と継続に原因の 一因があるのかもしれません。
また、コミュニケーションの反復と継続は子供に愛情を注ぐ行為であり、 さらに子供の成長を実感できる最も分かりやすい機会の一つです。 そして、幼児とのコミュニケーション・非言語コミュニケーションに含まれ るものの中には、重要なポイントの一つとして「サイン」があります。
幼児は十分なコミュニケーションが行えないことはすでにお話した通りですが、 日頃から、幼児との豊富なコミュニケーションを行っている親であれば、一見 分かりにくい子供からの緊急で重要な「サイン」もきっと見逃すことがないで しょう。
幼児教育においては、反復と継続を意識して、粘り強くコミュニケーションを 行うことが肝要です。