原因は様々ですが、産後うつという病気・症状があります。
出産したことのない女性にはあまり馴染みのない症状かもしれませんが、 決して珍しい症状ではありません。
アメリカのイエ-ル大学の研究/ Postpartum Major Depression: Detection and Treatment (参照)に よれば、出産をする女性の10人に1人の確率で発症することが分かっています。
10人に1人という割合は10%ですから、決して少ないとは言えませんね。
また、同研究によりますと、新しく母親となる女性の産後うつを「放置」するこ とは夫との関係や子供の感情面や心理面での発達に大きな影響を及ぼす可能性が あるとのことです。
産後うつに限らずうつ病そのものが、患ったことのない人間にはなかなか理解され にくい傾向にありますし、「放置」することがないように母親本人ももちろん、 夫や家族は注意深く、見る必要があると言えます。
では、産後うつにはどういった症状があるかを見てみましょう。
○激しい気持ちの変化
○憂うつ
○食欲不振
○不眠症
○不安、心配
○集中力がない
○会話がすぐにとぎれる
上のような症状が見られる場合は、産後うつの可能性が高いと考えられますので、 できるだけ早く専門医に見てもらってください。
【産後うつの治療と対策】
産後うつの治療には、カウンセリングまたは薬物療法が用いられますが、子供が 乳飲み子であるときは、その薬物に対してはその影響を十分理解しておく必要 があるでしょう。
そして、産後うつを克服するための対策としては上の治療に加え、家族の協力は もちろん、できるだけ多くの親戚や友人とのコミュニケーションやサポートを受 けることが非常に重要です。