幼児教育における英語学習の重要性はすでに述べましたが、特に女の子 はその性別から、言語習得に向いているという興味深い仮説があります ので紹介したいと思います。
人間の脳には左右の大脳半球をつなぐ交連線維の太い束である「脳梁」 というものがありまして、女性の方が男性より一般的に太いとされてい ます。
そして、この脳梁が太いということが言語能力に差をつけているのでは ないかと言われています。関連して、言語習得能力や会話能力にも相関 があるのではと考えられています。
確かに通訳業務に携わっている人の中には、比較的、女性が多いような 気がしますし、また一般的にもいわゆる男性は「口下手」女性は「弁が立 つ」といった傾向が強いようにも個人的には感じます(^^;)
あくまで個人的な感覚ですので誤解しないでください。実際には通訳も男 性が多いかもしれませんし、弁が立つのも男性が多いかもしれません。
さて、女性が言語能力が相対的に高いというのは非常に興味深い仮説ですが、 これは一つの仮説であり、全ての女の子に当てはまるかどうかは別だという ことは理解しておく必要があります。
ただ、上の仮説がある程度、有効性を持つと考えますと、女の子には英語学習 などを小さい頃から、幼児教育の中で取り入れていくということは、効果的 である可能性があります。
特に3~5歳の吸収能力が高い時期に学習することは非常に高い効果が期待でき るかもしれません。
それでは、男の子だとどうなの?という意見もあるかと思いますが、上の 議論はあくまで仮説でありますし、また相対的に女性の方が言語能力が高い 可能性があるというだけのことです。
つまり、男性でも学習過程において言語能力を向上させることは可能だと思い ますし、実際に何ヶ国語も話せる男性も数多く存在します。外交関係の仕事に ついている人も女性が特別多いわけではないと思います。
幼児教育における英語学習と女の子、その仮説と可能性を信じてみようかなと 感じた方は、英語学習を積極的に取り入れてみてもいいかもしれません。
参考文献/Werner Kahle、長島聖司・岩堀修明訳『分冊 解剖学アトラスIII』