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教育ローンの繰り上げ返済



教育ローンも使い道が子供の教育費であるという大義名分はありますが、 家計を先入観なしで考えてみますと、借入金に変わりありません。

一年以内で教育ローンを返済できるのであれば、短期と言えますが、 教育ローンの借り入れはほとんどの場合、一年以上の返済でしょうか ら、長期借入金となり、れっきとした負債であります。なお、短期でも 負債ではありますが、金利負担という意味では長期の方が無視できない 要素が多くあります。

教育ローンは住宅ローン同様、金利×支払期間でそれぞれの数字が大き くなるほど、支払い総額も膨らむということになりますので、できるだけ 金利を安く、そして支払い期間を短くというのが基本であるわけですが、 住宅ローン同様、目先の支払い額が重くなると収入が1000万円以下の世帯 にとってみますと、「なんとなく」支払期間をついつい長めに設定してし まうということも少なくないことでしょう・・・。

※教育ローンを利用する世帯の年収は1000万円以内である場合がほとんどで あると考えられます。国民生活金融公庫の申し込み条件は今後さらに厳しく なると予想されますが、サラリーマン世帯の年収が990万円以下を条件とし ています。

さて、本題の教育ローンの繰上げ返済について考えてみたいと思います。

住宅ローンと教育ローンは、日本では割と肯定的に捉えられることが 少なくなく、国民金融公庫などの政府系金融機関をはじめ、大手都銀 や地方銀行などの民間銀行も含め、実に多くの金融機関が手掛けてい ることからその需要の大きさと、銀行側にとって「もうかる」金融商 品であることが分かります。

そして上で説明したとおり、教育ローンも長期の借入金である以上、金利 が変動制であれば、金利の変動リスク、さらに支払い期間が延長されれば、 支払い総額が増加するリスクもあります。

つまり、教育ローンも住宅ローンと借り入れ条件によっては何ら変わらない ということになります。

では、家計の大きな負債となりうる教育ローンの繰上げ返済はいつ、どのよ うに行ったらいいのでしょうか?

その答えは、住宅ローン同様、できるだけ早くそしてまとまったお金を返 済し、返済期間を短縮してもらうことです。そうすれば、単純に支払い総額 が減少します。

なお、住宅ローンの繰上げ返済とどちらを先に返済すべきか?につきましては、 シンプルに考えれば、金利が高い方を先にどんどん繰り上げ返済すべきですが ただし、どちらかが変動金利でこれから先に金利が上昇しそうであると判断す れば、先にそちらを返済した方が賢明であると考えられます。