私立の大学にもなると一人あたり1000万円近くの学費・仕送り費がかかって くることから、特に住宅ローンを払い終えていない家庭などでは頼ることも 多い教育ローン。
子供の数によっては、住宅ローン並みの額になることもあり、「金利」「返 済期間」には細心の注意を払う必要があります。
近年は金融自由化、再編の動きもあり教育ローンを手掛ける企業も少なくあ りませんが、そうした企業の中には高コスト、つまり高い金利と長期の返済 期間により高い負担を求めるものがありますので、冷静に判断しなければな りません。
例えば、消費者金融系の学費・教育ローンなどでは、10%以上の金利負担で 融資を行っており、地銀や公的金融機関の数倍の金利負担となっています。
子供の教育のためにやむを得ずという方もいると思いますが、教育ローンに ついては公的金融機関をはじめ様々な機関が安い金利で融資をおこなってお りますので、根気を持って取り組んで、できる限り金利が安い教育ローンを 選んで欲しいと思います。
また、融資の際の審査についても教育ローンの場合は、比較的やさしい場合 が多いと思いますので、審査についてはそれほど心配する必要はないでしょう。
返済期間については、融資の金額そして金利といずれも小さい場合はそれほ ど気にしなくてもいいかもしれませんが、まとまった金額で金利が5%に近い 数字でしたら返済期間の短縮を真剣に考えて、繰り上げ返済なども行った方 がいいでしょう。
なお、アメリカでは私立の大学が一般的ですが、授業料も含め教育費用は日本 よりも高い場合が多く、そして、学生の7割がその費用をローンとして背負って 卒業していきます。つまり、親ではなく子供が大学の費用を負担するケースが 多いのです。
日本の大学は、質・量ともに問題点が多い上に、学生はその費用負担の大きさ を実感できていない場合も多く、蓋をあけてみれば、もうかったのは金融機関 だけという笑えない話もよくあります。
教育ローンは子供のためですが、子供に負担の実感があるか…、そしてその子 供が通う肝心の大学がそれに見合った価値があるかどうか、そういった点も含 めて考えてみる価値はあるかもしれません…。
少し話が逸れてしまいましたが、教育ローンの融資を受ける際はできる限り 「安い金利」を選択しましょう。